【巨人】DeNAに完敗 阿部監督試合後取材対応なし 先発メンデスが1回もたず 4番岡本和真はチャンスで沈黙
◇プロ野球セ・リーグ DeNA8-0巨人(8日、東京ドーム) 巨人は投打に精彩を欠き、DeNAに完封負けを喫しました。 【画像】初回で降板するメンデス投手 まず誤算だったのは、先発・メンデス投手。4月3日以来5か月ぶりの1軍マウンドでしたが、初回サード岡本和真選手の悪送球と自身のけん制悪送球でピンチ。 ここからDeNA4番・オースティン選手、5番・牧秀悟選手に2者連続でタイムリー2塁打を浴び3失点。さらに後続には2者連続四球と制球が乱れ、1アウト満塁。阿部慎之助監督は投手交代を決断。メンデス投手は1回もたず、1/3回25球で2安打3四球4失点。「先発としてゲームを作れずすみません」と悔しさをにじませるコメントを残しています。 スクランブル登板となった2番手・赤星優志投手は、2回に牧選手の2イニング連続となるタイムリー2塁打を許し失点。巨人は序盤の2回で0-5、大きなビハインドを背負う形となります。 一方、巨人打線はDeNA先発・吉野光樹投手を打ち崩せず。5回までに3度得点圏にランナーを進めるも、4番・岡本選手に得点圏で2度打席が回りますがいずれも凡退。前日の試合では勝利したものの、19残塁で3得点。この日もチャンスにあと1打が出ない攻撃が続きます。 9回にはファースト秋広優人選手の悪送球などで、巨人は3失点。この日は守備では3つのエラーも響きました。 打線は、7回以降DeNAリリーフ陣の前にチャンスを作れず。前日は劇的なサヨナラ勝利でしたが、この日は7安打で無得点で、DeNAに完敗。試合後、阿部監督は報道陣の前に姿を現しませんでした。