愛媛県内山地中心に積雪 高速道通行止めと大雪注意報は解除【10日午後2時45分更新】
愛媛県内の大雪のピークは過ぎたとして松山地方気象台は10日午前10時15分、県内に出していた大雪風雪、中南予の着雪の各注意報を解除した。10日午前9時現在の積雪(速報値)は、久万高原町久万で20センチ、西予市宇和で1センチ。積雪や路面の凍結による交通障害、倒木、電線断線のほか、農作物などの管理に注意が必要としている。 気象台によると、強い冬型の気圧配置となり、四国の上空約1500メートルには氷点下12度以下の強い寒気が流れ込んでいる。11日午前6時までに予想される24時間降雪量は、県内の多い所で平地3センチ、山地15センチ。 県内の高速道路では、雪のため9日夜から一部区間が通行止めとなったが、西日本高速道路が除雪作業を進め、10日午後2時までに全て解除された。 西条市と高知県いの町を結ぶ国道194号では、積雪や凍結のため10日午前11時半から、同市中野と県境の同市藤之石の間が通行止めとなっている。
愛媛新聞社