ハマス指導者、戦闘休止・人質解放の新提案を検討
イスラム組織ハマスの指導者ハニヤ氏は30日、戦闘休止や人質解放の新たな提案を検討していることを明らかにしました。提案を協議するため、エジプトを訪問するとしています。 ロイター通信によりますと、ハマス指導者のハニヤ氏は30日、戦闘の一時休止や人質解放に関する新たな提案を受け検討していることを明らかにしました。 ハニヤ氏は話し合いのためエジプトを訪問する方針です。 提案はイスラエルやアメリカなど4カ国が協議した内容を踏まえたものでニューヨークタイムズは、6週間の戦闘休止が盛り込まれていると報じています。 またロイター通信は人質などの解放が段階的に行われるとしており、まず民間人が解放され次に兵士、最後に殺害された人質の遺体を引き渡すとしています。 一方で、イスラエルのネタニヤフ首相は軍を撤退させない考えを示すなど両者の立場に隔たりがあり、合意に至るかは不透明です。