カブス今永昇太、4試合目でついに初自責点…MLBデビューからの自責ゼロは18回2/3でストップ
◆米大リーグ カブス―マーリンズ=第2試合=(20日・米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) カブスの今永昇太投手(30)が20日(日本時間21日)、本拠のマーリンズ戦ダブルヘッダー第2試合で先発した。 これまで3試合に登板し2勝0敗。15回1/3で1失点(自責0)。防御率は0・00をキープしていたが、ついに初の自責点を記録された。 1-0の4回1死、遊失で走者を背負った。続くアンダーソンに適時二塁打を打たれたが、自責点はつかないままだった。だが続くチザムにも右前へ逆転適時打を打たれ、ついに自責点を喫した。 MLBデビューからの自責ゼロは18回2/3でストップした。 前回登板のマリナーズ戦(13日)で今永は2回、先頭打者に一失で出塁を許し、中前打で無死一、二塁。その後2死一、三塁で左翼線へ適時二塁打を打たれメジャー初失点を喫した。後続を断ち失点はこの1点のみ。失策での走者だったため、自責点はつかなかった。「しっかり対策された。やはり対応してくるところが、MLBの打者のすごさだと感じた。苦しい投球だった」。被打率、奪三振数とも3登板中ワーストで初の四球も2つ記録。「スプリット自体もあまり良くなかった。なかなか空振りも取れない、カウントも取れないというところがあった」と反省したが、6回途中まで試合を作り、より存在感を高めていた。
報知新聞社