三田学園、34年ぶりの8強ならず 市和歌山に0－1で惜敗 秋季近畿高校野球
来春の選抜高校野球大会につながる秋季近畿地区高校野球大会第２日は２０日、神戸市須磨区のほっともっとフィールド神戸で１回戦があり、２０年ぶりに出場した三田学園（兵庫３位）は市和歌山（和歌山３位）に０－１で惜敗し、１９９０年以来３４年ぶりのベスト８進出を逃した。 【写真】市和歌山に競り負け、肩を落とす三田学園ナイン 三田学園の先発熊野はストライク先行でテンポよく投げ、七回まで被安打４の無失点。八回に初めて先頭打者を出すと、犠打と内野ゴロで２死三塁とされ、適時打を許した。打線は四、六、八回に得点圏まで走者を進めたが攻めきれず、援護できなかった。 近畿大会には２府４県の府県大会を突破した１６校が出場し、決勝は１１月３日に行われる。戦績は来年３月開幕の選抜大会の出場校選考において重要な資料となる。近畿地区の一般選考枠は６。 兵庫勢ではこの日、兵庫１位の東洋大姫路が龍谷大平安（京都２位）に９－０で七回コールドゲーム勝ちし、前回出場した２０２１年に続く８強入り。今月２７日の準々決勝で、２１日にある１回戦の大院大高（大阪３位）－北稜（京都３位）の勝者と対戦する。
