近江八幡市内で、約１０年間、医療機関がなかった小学校区に、待望の診療所が開設されました。 近江八幡市武佐学区で今月４日、小西理市長や地元住民らが参加し、武佐診療所の開所式が行われました。 市などによりますと、武佐学区では２０１２年から、学区内に医療機関がない状態が続いてきました。 診療所は、既存の０次予防センターの２階を改修。心電計や超音波診断装置が設置されており、市立総合医療センターから派遣される医師が診療にあたります。 この日、早速訪れた住人は「信号ひとつで３分ほどで来た。これまで通っていた医療機関には１５分以上かかる。便利で良いと思う」と話していました。 武佐診療所は毎週月曜と金曜の週２回、午後１時半から午後３時半の診療で、受け付けは午後３時までとなっています。