「富士ヒル」まで残り約4ヵ月…野島裕史が“悲願の90分切り”を目指し、教わった秘策のトレーニングとは?
◆去年の「富士ヒル」を振り返る
野島:6月2日(日)の開催に向けて、現在の準備状況はいかがですか? 山本:今(収録時)はエントリーの最終調整と並行して、重要なサイクルエキスポやステージなどの意匠デザインを急ピッチで進めているところです。 野島:去年はこの番組から私と声優自転車チーム「VOICYCLE」のメンバーであり、声優の伊藤健太郎くん、お馴染み当番組の小西プロデューサーと、僕と小西プロデューサーが参加している「石垣島トライアスロン」のメンバーの石田純治さんが「富士ヒル」に参加しました。 そして、個人的なところでは(大会に向けて)トレーニングを重ねていたのですが、開催3ヵ月前に足を捻挫してしまい、全然トレーニングができない状態で臨んだんですけど、当日は天気も良く、とても気持ち良いコンディションでした。 前日まで雨が降っていて、走れるかどうか心配だったんですが、大会スタッフの皆さんがご尽力いただいて、みんなが気持ちよくレースに参加することができましたが、(去年は)8,000人弱ほど参加していたんですよね? 山本:そうですね。走られたのは8,000人弱です。 野島:コロナの影響などもあり、去年は4年ぶりのフルスペック開催ということで、僕もかなりテンション高く参加させていただいたのですが、大会は上位12名が57分台でゴール。年々レベルが上がっていますよね。 山本:すごい記録でした。1度記録が伸びるとどんどん伸びていくというのはスポーツではよくあることなんですけど、まさか「富士ヒル」がこんな形で記録が伸びていくとは。嬉しいんですけど、今後どうなっちゃうんだろうって思いもありますね(笑)。 野島:ですよね(笑)。でも、日本のサイクリストのレベルが上がっているという点ではとても嬉しいですよね。そうしたなか、去年は僕ら4人も無事に完走したわけですが、今年の「富士ヒル」は記念すべき第20回大会です。今の心境はいかがですか? 山本:皆さんのお力添えもあってコロナ禍をなんとか乗り切り、第20回大会を迎えることができましたが、参加者全員に満足していただけているかというとそうではなく、まだまだ課題も多いので、むしろ初心に戻って大会を進めていきたいと思っています。