【アスレチックス2－6レンジャーズ】＠グローブライフ・フィールド

通算2100勝を達成したブルース・ボウチー監督（MLB Advanced Media）

　日本時間4月11日、レンジャーズは本拠地グローブライフ・フィールドでアスレチックス3連戦の2戦目を迎え、6対2で勝利。連敗を3でストップし、ブルース・ボウチー監督は史上10人目となる通算2100勝を達成した。レンジャーズ先発のコディ・ブラッドフォードは7回途中まで5安打1失点（自責点0）に抑える好投で3勝目（0敗）をマーク。アスレチックス先発のロス・ストリップリングは6イニングを投げ切ったものの、11安打6失点と打ち込まれ、3敗目（0勝）を喫した。 【動画】レンジャーズ先発のコディ・ブラッドフォードが7回途中1失点の好投を見せる（MLB.comより） 　タイラー・ネビンのタイムリーで先制されたレンジャーズは、1回裏にジョシュ・スミスとジョナ・ハイムのタイムリーで3点を奪い、すぐさま逆転に成功。4回裏にはマーカス・セミエンのタイムリー二塁打とアドリス・ガルシアのタイムリーで3点を追加し、6対1とリードを広げた。2番手のイェリー・ロドリゲスが8回表にザック・ゲロフに2号ソロを浴び、4点差に詰め寄られたが、3番手のデービッド・ロバートソンが8回表二死1・2塁のピンチをしのぎ、6対2で勝利。3連戦の2戦目を終え、対戦成績を1勝1敗とした。 　ボウチー監督は史上10人目となる通算2100勝に到達。まだキャリア通算では黒星が先行しているが、借金完済も見えてきた（2100勝2106敗）。今季中にジョー・マッカーシー（2125勝）とバッキー・ハリス（2158勝）を抜くのは確実であり、場合によってはダスティ・ベイカー（2183勝）やスパーキー・アンダーソン（2194勝）に届く可能性もある。なお、通算2000勝以上の監督はベイカーとボウチーを除く12人中10人が殿堂入りしており、ベイカーとボウチーの2人も将来の殿堂入りが確実視されている。