県警幹部や崎陽軒の野並社長（前列左）が参加した協定締結式＝県警本部

　神奈川県警と崎陽軒（横浜市西区）は１７日、「地域の安全・安心に関する包括連携協定」を結んだ。協定に基づき、特別パッケージを使った商品販売やキャンペーンなどを通じて交通安全などを呼びかける。 【写真で見る】限定絵柄がデザインされた「ひょうちゃん」のしょうゆ入れ 　同社は、白バイ隊員の制服を着たオリジナルキャラクター「ひょうちゃん」をあしらった特別パッケージや限定絵柄のしょうゆ入れを使い、「神奈川県警察×崎陽軒　昔ながらのシウマイ　１５個入り」を２１日から１０月２０日まで県内外約１６０店舗全てで販売する。 　ひょうちゃんが交通安全を呼びかけるポスターを県内の警察署や崎陽軒の店舗に掲示するほか、ひょうちゃんが「一日交通安全広報大使」を務めてキャンペーンを行うなど、県警と同社が連携してさまざまな啓発活動に取り組む。 　この日は県警本部で締結式が行われ、県警警務部の堀内尚部長は「１１６年という崎陽軒の長い歴史の中で培われたブランド力は大きな発信力を持っている」と期待を込めた。 　同社の野並晃社長は「弊社も食品の安全・安心を守っている。暮らしやすい神奈川になるよう願い、協定を意味あるものにしたい」と意欲的に話した。 　ひょうちゃんが「一日交通安全広報大使」を務めるキャンペーンは２０日午後１時半から横浜駅東口の新都市プラザで行う。