「塩が大好き！」トランプ氏、マックでポテトを調理 ハリス氏に皮肉
【AFP＝時事】米大統領選の共和党候補で、ファストフードを愛するドナルド・トランプ（Donald Trump）前大統領（78）は20日、ペンシルベニア州のファストフード大手マクドナルド（McDonald's）で白いシャツと赤いネクタイの上に黒と黄色のエプロンを着用し、フライドポテトの調理などを担当した。 【写真11枚】マクドナルドでの仕事を体験したトランプ前大統領 狙いは、若い頃にマクドナルドでアルバイトをしていたと主張する民主党候補のカマラ・ハリス（Kamala Harris）副大統領を皮肉ることだった。 ハリス氏は選挙運動中、大学時代にマクドナルドでアルバイトをしていたとアピールしてきたが、トランプ氏は根拠を示すことなく虚偽だと主張し続けている。 報道陣が写真撮影のため店舗前に集まる中、マクドナルドの従業員はトランプ氏にポテトをすくって容器に入れる方法を丁寧に教えた。 潔癖症で知られるトランプ氏は、手を触れずにポテトを容器に入れられる器具「バギングスクープ」に驚嘆。「清潔で、本当に素晴らしい。手で触る必要がない」 トランプ氏はマクドナルドでの仕事について、「専門知識が必要だ。私はポテトの仕事を体験した」と述べ、「この仕事は嫌いじゃない」と述べた。 さらに「この経験を決して忘れないだろう」として、労働者階級へのアピールを狙った活動を締めくくった。 トランプ氏は店舗スタッフに、「塩多め」で注文されることはあるのかと質問し、「私は塩が大好きだ！」と大きな声で続けた。また、肩越しに一つまみの塩を投げて自分は「縁起を担ぐ方だ」と説明した。 この日は、ハリス氏の60歳の誕生日だった。トランプ氏は「誕生日おめでとう」と祝福し、「花束を贈ろうか」「あるいはフライドポテトを贈ろうか」と冗談を飛ばした。【翻訳編集】 AFPBB News
