メンバー発表間近! 日本代表に推薦したい絶好調の選手(5)呼ばれないのはおかしい…。3バックを知り尽くす鉄人
11月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)に臨むサッカー日本代表メンバーが7日に発表される。現在グループ首位をひた走る日本代表だが、さらなるレベルアップのために新たな戦力を試すことも必要だ。そこで今回は、現在代表から遠ざかっていたり未招集の選手の中で森保ジャパンに推薦したい実力者を紹介する。※情報はすべて11月4日時点。スタッツはデータサイト『Transfermarkt 』を参照。
DF:渡辺剛(わたなべ・つよし) 生年月日:1997年2月5日 所属クラブ:ヘント(ベルギー) 24/25リーグ戦成績:13試合0ゴール1アシスト 渡辺剛が日本代表に選出されないのは、現在の代表の最終ラインが充実していることの証明なのかもしれない。ただ、そのメンバーに勝るとも劣らない能力は渡辺にもあるはずだ。 FC東京の下部組織から山梨学院高校、中央大学を経て、2019年にクラブへ戻ってきた。2021年まで同チームで過ごした渡辺は、キャプテンとしてピッチ内外でチームの中心となり続けた。 2021シーズン終了後に海外移籍を決断し、ベルギーのコルトレイクへと加入。2シーズン目の22/23シーズンに全試合フル出場を果たすと、昨季加入したヘントでも欠かせない選手として、1年目ながら公式戦52試合に出場した。 渡辺は総合的な能力が高いセンターバックだ。空中戦や対人守備など、これといった弱点がなく安心して最終ラインを任せることが出来る。クラブチームで3バックを経験している点も強みであり、現在の日本代表にフィットすること間違いなしの選手といえる。 しかし、現状渡辺は代表でこれといった成績を残すことが出来ていない。1月に行われたAFCアジアカップのグループステージ最終節、インドネシア代表戦以降は出場機会を与えられず、3月の代表シリーズ以降招集外となっている。 3バックには多くのタレントがひしめき合っているが、もう一度彼にチャンスを与えてほしい。
フットボールチャンネル