タイで“爆売れ”ナゼ? 日本の中古品“争奪戦”も……人気のワケとは『every.気になる!』
タイ・バンコク郊外にある日本の中古品のみを扱う店には行列ができ、開店待ちのお客さんが一斉にダッシュして争奪戦も…。雑貨やアニメグッズ、古着など日本からの輸出品が“爆売れ”状態です。ニッポンの中古品がこれほどまでタイ人を“魅了”するワケとは? 【動画を見る】“ニッポンの中古品”求め争奪戦 タイで人気の理由は?
■タイで“爆売れ”日本の中古品
タイのショッピングモールでは、驚きの光景が… 気になる!班 「あいた!あいた!」 「すごいすごいすごい!」 開店と同時に、カゴを持ったお客さんが一斉にダッシュ。次々と商品をカゴの中へ入れていきます。 気になる!班 「机の中に完全にもぐっている人が…真剣そのもの」 現地の人が求めていたのは… お客さん 「日本の中古品は安いし、質もいいです」
■“争奪戦”日本の中古品
日本で使われ、タイに送られてきた、中古品です。 施設を運営 ギークスリテイリング 矢内祥一郎 社長 「日本から仕入れを増やしておりますけど、需要はまだまだあるかなと」 中古の「アニメグッズ」を扱う店では… 店のスタッフ 「いらっしゃいませ」 気になる!班 「棚がすごい!棚がすごい!」 「全部とってる!えぇ!!」
■タイへ輸出「中古品」毎月約40トン
神奈川県平塚市に置かれたコンテナ。中を見せてもらうと… 気になる!班 「隙間なくあります」 コンテナに隙間なく入っていたのは、家具などの「中古品」です。 買取業者 LALC 石井省吾 社長 「これは全部タイに送ります」 気になる!班 「どういう理由でタイに?」 買取業者 LALC 石井省吾 社長 「タイで人気があるからというのが一番大きい」 この会社では、日々、個人や企業から買い取った中古品をコンテナで保管。タイへ毎月約40トンを輸出しているといいます。
■さまざまな“日本の中古品”を販売
そこで向かったのは、バンコク郊外にある“日本の中古品のみ”を扱うショッピングモールの一角。なかには、雑貨店やアニメグッズ店、古着店などがあります。 広々としたフロアに大量の食器などが並ぶ雑貨店には… 田中純平 記者/NNNバンコク 「こちらに人気だという日本人形がたくさん置いてあります」 「トロフィーがたくさんあるんですけど、人の名前も書いてあります…これ買ってどうするんだろうな…」