クルーズ船(豪華客船)の値段とは 費用を抑えるコツとおすすめのクルーズ船
5.おすすめのクルーズ船
乗りやすい日本発着のクルーズ船を選んでみました。それぞれ特徴がありますし、クルーズ海域や季節を考慮するとよいでしょう。なお、料金は旅行会社や航路、日数によって異なりますので、あくまで目安としてください。 (1)MSCベリッシマ(約17万トン、乗客約4,500人) 日本中で知名度をあげている人気の大型船です。キラキラした船内のつくりが特徴的で、アクアパークやシアター、カジノなどの施設も充実しています。イタリアのクルーズ船らしく本場のパスタは好評。2024年の冬は、沖縄発着クルーズが人気です。 料金は日本発着11日間(2名1室)で約22万円~となっています。部屋のランクを上げて、上質な時間を楽しむのもよいでしょう。
(2)バイキングエデン(約4万8,000トン、乗客約900人) 2024年11月から日本初就航する北欧船です。北欧ノルウェーの雰囲気を味わえるエレガントな内装が特徴。全室にプライベートベランダがついており、海上を存分に堪能できます。 料金は日本発着8日間(2名1室)で約40万円~となっています。食事や飲料のほか、食事時のワイン&ビールやチップ、Wi-Fi、スパやサウナ、徒歩観光などが含まれるインクルーシブです。
(3)飛鳥Ⅱ(約5万トン、乗客約8百人) 一度は乗ってみたい夢のクルーズ船です。本格和室やダンスフロア、ライブラリーのほか、最上階には展望大浴場を完備。立派な和食や昭和の有名歌手が出演するショーなど、ウキウキ気分になるでしょう。上級スイートルームにはドリンク込みの専用レストランもあります。 料金は日本発着9日間(2名1室)で約50万円~となっています。ショートクルーズから世界一周まで、さまざまなツアーを展開している飛鳥Ⅱ。まずはワンナイトクルーズで、クルーズ船の雰囲気を味わってみるのもよいでしょう。
6.クルーズ船を選ぶときの注意点
クルーズ船を選ぶとき「見えるもの」だけに囚(とら)われないようにしましょう。値段や広告、乗船者の声だけを頼りにしていては、自分が求めているクルーズ船を見逃してしまうかもしれません。 大切なのは、ご自身が「何を重視したいか」です。豪華客船の雰囲気を存分に味わいたいのか、リーズナブルな船旅にしたいのか、寄港地で観光を楽しみたいのかなど、楽しみ方はそれぞれです。まずは、どのような船旅にしたいかを考えてみてください。 年末年始やゴールデンウィークなどの旅行のピークシーズンは、クルーズ船の値段も高くなりがちです。これらの季節は観光地も混み合うため、ゆったりと旅を楽しみたい人はピークシーズンを避ける選択肢もありでしょう。 気になるクルーズ船をネットで見つけたら、資料を取り寄せましょう。資料だけでは見えないコストまで把握しきれない可能性が高いため、電話で問い合わせをしたり、船旅説明会に参加したりするのも大切です。 迷ったときは、クルーズ船の専門の旅行社に相談してみるのもよいでしょう。クルーズマスターや熟練のスタッフが在籍しており、要望を聞きながら最適なクルーズ船を提案してくれます。また、取り扱っている船の種類が多いのもメリットです。 「餅は餅屋」。クルーズ船のことは、クルーズ船の専門家に聞くのが、よいクルーズ船を見つける近道になります。