クルーズ船(豪華客船)の値段とは 費用を抑えるコツとおすすめのクルーズ船
3.クルーズ船の費用を抑えるコツ
一泊一万円台とはいえ、日数をかけて2人で行くとなったら、相当な金額になります。どうすれば費用を抑えて楽しめるでしょうか。 (1)早割・特別キャンペーン・旅行社の特割 ネットや旅行社の広告をよく見ましょう。早期割引や、特別なキャンペーンの限定クルーズがあるものです。クルーズ船を貸し切りにして安くツアーを出している旅行会社もあるので、要チェックです。 (2)ドリンク・Wi-Fi・寄港地ツアー お酒を楽しむ人なら、インクルーシブ(必要なものは料金込み)がおすすめです。もしドリンクが別料金なら、お得なドリンクパッケージを考えるか、必要なだけ飲むようにします。 Wi-Fiが有料ならば、船内では使用を最小限にするという選択肢もあります。寄港地に入港したら、クルーズターミナルや市内のカフェなどの無料WiFiを利用しましょう。 寄港地の観光はメリハリをつけて。行きたい世界遺産があれば本船のツアーを申し込み、ときには自由行動でブラ歩きをすれば節約になります。 (3)お一人様という選択肢 二人部屋を一人で予約すると割高ですよね。可能ならば同行者を探したいものです。もし無理なら、まず乗船してみましょう。そして同じように一人旅をしている人にお声がけを。気が合えば次回からキャビンメートになれるのです。 青森と広島の人がメールや電話で連絡を取って次回は一緒に申し込み、お得にクルーズするというケースも多いのですよ。
4.クルーズ船の魅力・メリット
他の旅行とクルーズ旅の違いは何でしょうか。なぜ多くの人がリピートするのでしょう?2023年の世界クルーズ人口は3,170万人、日本では約20万人とされています(参照:クルーズを取り巻く状況 p.6|国土交通省,2023年の我が国のクルーズ等の動向|国土交通省 https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk2_000029.html)。 コロナ禍後に人気が上昇したのは、理由があるからです。 (1)人生がさらに「ときめく」 映画「Shall We ダンス?」を観ましたか。あんな風に社交ダンスを踊ってみたい人が、クルーズ船にはたくさん乗船されています。これからの人生を輝かせてくれる「ときめき」って大切です。船旅はワクワクの連続。海を眺め人と語らい、港町で観光という非日常の世界へようこそ。 (2)「生涯教育」になるクルーズ 学べるのはダンスだけではありません。例えば、コントラクトブリッジ(カードゲーム)に目覚めた人もいます。欧米人と話して英会話を磨いたり、紳士淑女のマナーを習得したりすることもクルーズ船では可能。追加料金なしで学べるなんてラッキーですよね、その気さえあれば......。 (3)一生の宝になる出会い 船上で出会って結婚や再婚される人はけっこう多いのです。しかし、ロマンスだけではなく一生涯の「船友」に出会えたら幸せでしょう。同じ趣味、家が近い、とても話が合うという理由で下船後長いおつき合いになることも。どんな出会いがあるかしら?と考え出したら、もうあなたのクルーズは始まっていますよ。