Gリーグ選抜で唯一のルーキー富永啓生 元NBAのチームメートはシュート力を称賛「信じられないほどのシューター」
アジア人として初となるGリーグ・ユナイテッド(Gリーグ選抜)に選出されている富永啓生選手が日本時間4日、チームの2日目の練習に参加しました。 【画像】インタビューに答える富永啓生選手 Gリーグ・ユナイテッドは、NBAの下部組織であるGリーグのトッププロスペクトで構成される選抜チームで、現地時間4日と6日にセルビアのチームと試合を行います。現在ペイサーズとエグジビット10契約を結んでいる富永選手にとっては、2ウェイ契約に向けて重要なアピールの場となります。 チームの中で唯一の新人選手として選出され、「プロにもなってない選手がルーキーとして呼ばれたことがすごく嬉しい」と話す富永選手。チームメートはNBAでのプレー経験を持つ選手も多く、「すごく勉強になるところはある。すごく楽しく練習ができている」と充実した環境で練習ができていると語ります。 NBAで5シーズンプレーした経験を持ち、ウォリアーズではステフィン・カリー選手やクレイ・トンプソン選手といった名シューターとプレーしてきたホワン・トスカーノ・アンダーソン選手は「彼(富永選手)は本当にシュートがうまい。信じられないほどのシューターなので、彼を見つけてオープンショットをたくさん打たせるようにしたい」と、富永選手のシュート力を称賛しました。 また、富永選手のNBA入りの可能性について「NBAはスペシャリストリーグ。高いレベルでシュートできる彼には居場所があると思う。彼はまだ若いし、素晴らしいキャリアが待っていると思う」とコメントしました。 NBAで3シーズンプレーしたデオンテ・バートン選手も「彼はシュートを外さない。小さめのカリーのようなもの」とシュート力を評価。その一方で「彼はとても小さい(身長188cm)から、大きな選手たちは彼をポストアップしてもっとフィジカルに攻めようとするだろう。彼はもっと強くなる必要があると思う」と、フィジカル面での課題も指摘しました。