【陸上】笑顔はじける日本新!福部真子が100mHで12秒69をマーク「3度見くらいしました」 パリ五輪へ視界良好
◇2024オールスターナイト陸上 第64回実業団・学生対抗陸上競技大会(20日、レモンガススタジアム平塚) 【画像】パリへの切符をつかんだ福部真子選手 レース後は寺田明日香選手や田中佑美選手と健闘とたたえあう 女子グランプリ100mハードルでは、パリ五輪代表の福部真子選手(日本建設工業)が追い風1.2mで12秒69の快走をみせ、大会制覇。自身が持つ日本記録12秒73を0秒04更新しました。 スタートから飛び出し、スピードに乗ったハードリングで他の選手を突き放し、トップでフィニッシュ。「ゴールして3度見くらいしました」と12秒70で止まったタイマーを横目で何度も確認すると、最終的に12秒69と成績記録が表示。笑顔がはじけました。 目前に迫ったパリ五輪へ弾みをつける快走。ゴール直後は「本当に?本当に12秒70?っていうのが率直な感想。間違いかなって」と率直な気持ちを明かし、「一瞬ドーピングしたかなって(笑)ドーピング検査むちゃくちゃ怖い」と冗談を口にし、会見場を笑わせました。 昨季は日本選手権決勝で4位となり、世界選手権の代表から落選。そのとき流した涙を力にパリへの切符をつかんだ福部選手は、「まずは一つ一つのラウンドで、自分のベストパフォーマンスを出して突破していきたい」と力を込めました。 パリ五輪の陸上競技は8月1日から11日まで開催されます。