【日本株週間展望】強含み、米金利上昇が一服-インフレ懸念は後退へ
しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネジャー
米国はCPIでよほど強い発表がない限り、金利の上昇は収まりそうだ。市場予想を下回る結果となった場合は米金利が低下し、日本株の追い風になりやすい。国内金利がピークアウトする可能性があることも、相場の支えになるだろう。日銀の金融政策は賃上げや米国経済を見極めたいという姿勢を踏まえると、1月の利上げは見送る可能性が高く、金利の上昇余地は小さい。
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Momoka Yokoyama