キスマイ・藤ヶ谷太輔×奈緒W主演の恋愛ミステリー映画『傲慢と善良』本予告解禁
辻村深月の小説を、藤ヶ谷太輔(Kis‐My‐Ft2)と奈緒をダブル主演に迎えて実写化した萩原健太郎監督作『傲慢と善良』(9月27日公開)より、本予告、メインビジュアルが解禁。併せて主題歌がなとりの新曲「糸電話」に決定し、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里の出演も発表されたほか、原作者・辻村から完成作に寄せられたコメントも到着した。 【動画】原作者も大絶賛! 『傲慢と善良』本予告 主人公の架と真実はマッチングアプリで出会い、婚約した直後、真実が突然失踪してしまう。彼女を探すうち“知りたくなかった過去とうそ”が明らかになる。すべてをさらけ出した2人がたどり着く“一生に一度の選択”を描くドラマティック恋愛ミステリー。ラストには、映画版ならではのオリジナルな展開も待ち受けている。 30代になりマッチングアプリで出会った真実と付き合うもなかなか将来を決めない「ごう慢」な西澤架を演じるのは藤ヶ谷太輔。親の敷いたレールの上で「善良」に生きてきたが婚約直後謎の失踪をとげる真実を奈緒が演じる。 この度、突然失踪した婚約者の知りたくなかった過去と嘘が明らかになっていく、観る者の心を揺さぶる本予告映像が解禁。 これまで仕事も恋愛も順調だった架は、30代になり、長年つきあった彼女にフラれたことをきっかけに、マッチングアプリで婚活を始める。そこで出会った控えめで気の利く真実と付き合い始め、やがて婚約することに。だが、順風満帆なように見えた2人の関係は突如、真実の失踪という形で急展開を迎える。なぜ彼女は架の前から姿を消したのか。両親、友人、同僚、過去の恋人を訪ね、真実の居場所を探す架だったが、これまで“善良”だった彼女の“傲慢”な姿が次第に明らかになっていく。 映像では、真実がストーカーに追われ怯える姿や、寝ている架の横で「ちゃんと愛してよ」と本音を漏らす場面で、真実に起きた事件の片鱗が見え始める。また、架が真実の過去を探る中で知り合ったお見合いの仲人から「今の日本の婚活は傲慢と善良。自分の価値観に重きを置きすぎで、皆さん傲慢です。その一方で自己愛がとても強い」と告げられるシーンなど、心に刺さる印象的なセリフの数々が散りばめられている。 主題歌は、唯一無二の歌声と、エレクトロから、バンド、和楽器まで扱うジャンル感を併せ持ち、10代から圧倒的支持を集めるアーティスト・なとりの「糸電話」に決定。傷つきながらもすべてをさらけ出し、本当の愛を見出そうとする架と真実の心情を表現した楽曲となっている。 予告編でも流れている同曲について、ダブル主演の2人は「アップテンポの楽曲で、(予告は)ミステリーから始まって後半にかけての2人のラブストーリーが盛り上がってくシーンにもぴったりはまっていて、とてもよかった!」と口をそろえて太鼓判。なとりは「大切な人との関係を『人』と『人』という距離のままで諦めたくないなぁと思いながら作りました。か細い糸のような運命を手繰り寄せて生きていく架と真実のふたりに渡したい歌です。ぜひ、聴いてください」とメッセージを寄せている。 メインビジュアルは、洗練された都会の夜景を背景に、架にもたれかかる真実をとらえたもの。ガラス越しの2人の姿は鮮明には写っておらす、彼らの曖昧な関係を投影しているよう。ミステリアスでありながら人間の温かみも感じさせるビジュアルとなっている。 また今回、失踪した真実の現在と過去を知る手がかりとなる重要なキャラクターとして、倉悠貴、桜庭ななみ、阿南健治、宮崎美子、西田尚美、前田美波里の出演も決定。彼らが原作にも登場した重要なキャラクターをどう演じているのか注目が集まる。 原作者の辻村深月は、『傲慢と善良』を映像化するのは無理だろうと考えていたと前置きした上で「完成した映画を観て、とても驚きました。よくぞここまで彼らのことを理解し、心に迫ってくれたと感動し、大きな感謝に包まれました」と絶賛コメントを寄せている。 映画『傲慢と善良』は、9月27日より全国公開。 ※原作者の辻村のコメント全文は以下の通り。
<辻村深月(原作)コメント全文>
この小説の映画化はきっと無理だろう、とずっと思ってきました。きれいなラブストーリーにすることはできるかもしれない。だけど、この小説の根底にある主人公たちの痛さや切実さが映像になるとは到底想像できなかったのです。だから、完成した映画を観て、とても驚きました。よくぞここまで彼らのことを理解し、心に迫ってくれたと感動し、大きな感謝に包まれました。作中の架と真実も、きっと同じ気持ちだと思います。