DeNAが勝てば…日本シリーズMVP最有力候補か? 桑原将志31歳、二度のスーパープレーも“当然”と考えるワケ「止めるしかない、それだけです」
ソフトバンクの連勝で始まった日本シリーズは、敵地・ペイペイドームで3連勝したDeNAが王手をかけて、舞台は再び横浜スタジアムに戻ってきた。 【現地写真】DeNA桑原の超美技!“神ダイブ”からスーパーキャッチ2連発を激写&「き、きつねダンスじゃないよね?」桑原がハマスタで謎の変顔ダンス!? 力投の東&ジャクソンや牧の一発「デスターシャ」など【ベイスターズのカッコいい場面、全部見せます!】 「予想以上にDeNAの投手がいい。先頭打者が塁に出ることが一番大事になる。今年戦ってきたメンバーを信じて送り出すことしかできることはない」 移動日となった11月1日。福岡空港で取材に応じたソフトバンクの小久保裕紀監督は、崖っぷちの戦いへの意気込みをこう語った。 一方、王手をかけたDeNAの三浦大輔監督は、敵地3連勝の勢いで最終決戦に臨む覚悟をこう示したという。 「全力でぶつかっていくだけ。選手が気持ちを一つにしてやってくれている。連勝しているからといって変わることはない。また全員で集中して全てを出し切る」 2日の雨による試合の順延により、先発投手はDeNAが大貫晋一、ソフトバンクは有原航平両投手がスライド。勝負のカギになりそうなのが、小久保監督も語っていたように先取点の行方である。今シリーズではここまで全て先に点を取ったチームが白星を掴んでいる。しかもシリーズの行方が決まる横浜決戦では、更にこの先取点の重みが増していくのは確実だ。
MVP最有力候補・桑原将志の発言
そこで王手をかけたDeNAの打線のキーマンとなりそうなのが、1番・桑原将志外野手なのである。 ここまで5試合23打数9安打1ホーマーで6打点をマーク。DeNAが勝てばMVPの最有力候補となっているリードオフマンは、2017年の同じソフトバンク相手の日本シリーズで苦杯を舐めた選手の一人でもあった。 2勝4敗で敗れた17年のシリーズではいきなり3連敗で崖っぷちに追い込まれたDeNA。このときも今シリーズと同じ1番を任されていた桑原は、3連敗中に13打数無安打、6三振と散々な成績で“戦犯”に挙げられた一人だった。自身にとっても短期決戦で結果を残すことの難しさ、勝つことの困難さを身に染みて感じた戦いだった。 だからこそ今年のシリーズに賭ける思いの強さは人一倍、強い。 あれから7年が経った今年のシリーズも、いきなり連敗スタート。嫌な思いがよぎった横浜スタジアムでの2試合目の試合後のことである。キャンプテンの牧秀悟内野手が音頭をとって、選手だけでミーティングが行われた。その席で2017年を経験した選手たちが、いまチームとして何をすべきなのか、選手個々がどういう心構えを持つべきなのか、それぞれの思いをぶちまけている。
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