【速報 ジロ・デ・イタリア2024】ミランがスプリントを制して区間優勝、マリア・チクラミーノ獲得/第4ステージ
山岳賞 1 タデイ・ポガチャル(スロベニア/UAEチームエミレーツ)51 Pts 2 リリアン・カルメジャーヌ(フランス/アンテルマルシェ・ワンティ)32 Pts 3 ダニエル・マルティネス(コロンビア/ボーラ・ハンスグローエ)26 Pts
ヤングライダー賞 1 キアン・アイデブルックス(ベルギー/ヴィスマ・リースアバイク)in 15h 20' 00'' 2 アレックス・ボーダン(フランス/デカトロン・AG2Rラモンディアル)+ 00' 45'' 3 マウリ・ファンセヴェナント(ベルギー/スーダル・クイックステップ)+ 00' 49''
チーム総合順位 1 イネオス・グレナディアーズ(イギリス)in 46h 02' 17'' 2 アスタナカザクスタン(カザフスタン)+ 00' 14'' 3 ボーラ・ハンスグローエ(ドイツ)+ 00' 55''
リタイア 218 トースタイン・トレーエン(ノルウェー/バーレーン・ヴィクトリアス) 91 ビニヤム・ギルマイ(エリトリア/アンテルマルシェ・ワンティ) 148 ブラム・ウェルテン(オランダ/dsmフィルメニッヒ・ポストNL)
5月8日(水) 第5ステージ ジェノヴァ > ルッカ 178 km(丘陵 ★★★☆☆/獲得標高 1800 m) チポッリーニの生誕地でスプリント勝負 3日連続で平地コースが組み込まれ、スプリンターたちはやる気十分。ステージの勝敗はもちろん、マリア・チクラミーノ争奪戦も白熱するだろう。しかもフィニッシュが執り行われるのは、イタリアが誇る偉大なるスプリンター、ジロ区間42勝マリオ・チポッリーニの出生地ルッカなのだ。 ただし第3・4ステージの2日間とは違って、リヴィエラの港町ジェノヴァのスタート直後には、いくつもの起伏が顔を出す。62km地点で待ち構える3級山岳パッソ・デル・ブラッコは、平均勾配こそ3.9%と緩いものの、登坂距離は15kmを超える。もしもうっかり手強い集団を逃がしてしまったら……ひたすら東へと向かう道にもしも強い追い風が吹きつけていたら……思いがけず難しい展開に持ち込まれてしまう危険性も潜んでいる。 ただ3級山岳からの約90kmは、正真正銘の平坦路。またフィニッシュ手前約21kmの4級山岳モンテマーニョ(3km、4.2%)は、通常であれば、まだまだ元気な平地巧者の足を止めることもないはずだ。 ラスト2.5kmは、ルッカの町をぐるりと取り囲む城壁と運河に沿って、左回りでフィニッシュを目指す。残り350mまで緩やかなカーブやロータリーが点在し、39年ぶりのルッカ勝者の座を巡って、ラインぎりぎりまで攻防が繰り広げられるのかもしれない。
ステージ詳細テキスト:宮本あさか
J SPORTS 編集部
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