【佐世保競輪・GⅢ開設記念】荒井崇博が九州勢唯一の決勝進出 「8人やっつけたいね」視線は連覇へ一直線
<21日・佐世保競輪・3日目> 荒井崇博(46)=長崎・82期=が地元の牙城を守った。準決12Rは深谷知広をマーク。「リムジンに乗っていたみたい。自分は後ろで爆睡していた」と突っ張り先行の深谷を荒井節で絶賛。「(爆睡したまま)寝坊せんで良かった」。荒井自身も最後は深谷をしっかりと差し切って、九州勢唯一の決勝入りを果たした。 【競輪】KEIRINグランプリ2024の想定番組と並び/12月30日 静岡競輪 九州のドンにとって、地元記念は決勝進出が最低条件。「決勝がスタートライン。8人やっつけたいね。決勝にくればチャンスはあるでしょ」。ベスト9入りに決して喜ぶことはなく、むしろかぶとの緒を締め直した。 最終日の12R決勝は松浦悠士に付ける。「西日本のくくりや、彼が強いというのもあるけど、(松浦は)チャンスがある位置にいるでしょ。後手に回るような選手ではないからね」。昨年のGP覇者の勝負勘に身を委ねて、地元記念連覇を狙う。