所ジョージ「カミさんの笑顔を見たいから結婚を決意。なので笑顔じゃなければ全てワタシが悪いのです」40年以上続く夫婦円満の秘訣
国連持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が2024年に公表した「世界幸福度レポート」によると、日本の幸福度は143カ国中51位で、G7では最下位だったそう。そのようななか、シンガーソングライターやコメディアンとして活躍する所ジョージさんは「人生の些細なことや慣れきったことでも、見方を変えれば幸せを呼ぶひきがねになる」と考えています。そこで今回は著書『所ジョージの世田谷ベース VOL.55 幸せのひきがね』より、所さん流・楽しい人生を送るための考え方を一部ご紹介します。 【写真】植物を持って笑顔の所さん。「世田谷ベースに観葉植物は欠かせない」 * * * * * * * ◆スペシャル特典 ワタシが結婚を決意した理由は一つだけ。 「カミさんの笑顔を、長い時間見ていたい!」から。 そのために結婚したんだから、カミさんが笑顔じゃない時は、全てワタシが悪いのであります。 カミさんが、いつも楽しそうにしながら、歳をかさねていく姿を見ることができるということは、スペシャルな特典なのです。 夫婦と言っても、そもそもは他人同士。 暮らしていく中で、すれ違いやマンネリはどうしたって生まれます。 相手は自分じゃ無いのですから、自分の思う通りに行かなくて当たり前。 そこで腹を立ててしまうこともあるかもしれません。 でも、ワタシはカミさんと喧嘩になんてならないのです。 なぜなら、笑顔が見たくて一緒にいるのですから。
◆カミさんのお小言 「こんなに乗らないバイクをたくさん置いておいてどうするつもり? プールなの? 上で泳ぐの?」 ワタシが趣味で集めすぎてしまい、車庫に溢れているバイクを見て、カミさんはそんなお小言を言います。 「バイクを始末しなさい!」って言うんじゃなくて「上で泳ぐの?」って。 ワタシが笑顔になるような言葉をくれる。 そんな時、この人と結婚してよかったなぁ、と思うのです。
◆結婚したての話 ワタシが結婚したのは25歳。 お給料は月7万円で、車のローンが月7万円でした。 その頃、カミさんは自分で商売をしていて、私の10倍以上稼いでいました。 ワタシは結婚するつもりで、カミさんのマンションに住まわせてもらってたのですが週刊誌に「所ジョージが同棲してる」なんて出ちゃったのでした。 いや、同棲じゃなくて、世話になってるんですけどね……。
【関連記事】
- 3年かけて探し出されると、東京では衣食住を提供され…「九州に帰したらエンターテインメント界の損失に」赤塚不二夫が語るタモリ上京秘話
- 赤塚不二夫の<酒と金>。レーシングチームに赤字会社経営、クルーザー購入…「金持ちになることが罪悪みたいに思えて仕方なかった」
- 愛人から迫られ離婚を切り出した38歳の赤塚不二夫。快諾されてなぜか当人がショック状態に…「ウソ、離婚してって俺が言ったの?」
- <最後の赤塚不二夫番>だけが知る『天才バカボン』誕生秘話。赤塚「漫画は強烈なキャラクターがひとつ出てくると、信じられないくらいうまくいく」
- 自伝は6万部!木梨憲武さんブームがキテいる。プロデューサーは妻の安田成美さん。芸人×女優で夫婦円満に30年