【MLB】 ヘイワードの劇的代打HRでドジャース3連勝 大谷はマルチ安打&38個目の盗塁 「40-40」まで1本塁打2盗塁
【マリナーズ3-6ドジャース】@ドジャー・スタジアム
日本時間8月21日、ドジャースは終盤の追い上げでマリナーズを破り、3連勝を記録した。ドジャースは2対3で迎えた7回、マリナーズの守護神アンドレス・ムニョスから、ムーキー・ベッツがタイムリー二塁打を放って同点に。さらに8回、代打ジェイソン・ヘイワードが勝ち越し3ランを放って勝負あり。ドジャースが6対3で勝利した。大谷翔平は8月6日以来のマルチ安打を記録し、今季38個目の盗塁にも成功。「40本塁打・40盗塁」まであと1本塁打・2盗塁に迫っている。 【動画】ドジャース・ヘイワードの代打決勝3ラン マリナーズは初回、二死満塁から6番ホルヘ・ポランコがライト前にタイムリーを放って2点を先制。さらに3回にもポランコが二塁打を放って3点目を追加する。ドジャースはマリナーズ先発のブライス・ミラーから4回、5番ギャビン・ラックスと7番マックス・マンシーがソロ本塁打を放ち、3対2と1点差に迫った。 ドジャースは7回、一死2塁のチャンスを作ると、逃げ切りたいマリナーズはこの状況で守護神アンドレス・ムニョスを投入し、大谷ら上位打線にぶつけた。ムニョスは大谷を抑えたが、ベッツに同点二塁打を打たれ、試合は3対3の振り出しに。さらに8回、続投したムニョスから二死1・2塁のチャンスを作り、代打ヘイワードがライトに低弾道の6号3ラン。ドジャースはそのまま6対3で勝利した。2位パドレスと3位ダイヤモンドバックスも勝利したが、ドジャースは逆転勝利で2球団に詰め寄ることを許さず。パドレスに3ゲーム差、ダイヤモンドバックスに4ゲーム差のリードは変わっていない。 ドジャースの大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場。初回の第1打席は空振り三振、3回裏の第2打席はライトへの三塁打、4回裏の第3打席はピッチャーゴロ、7回裏の第4打席は痛烈なファーストライナー、8回裏の第5打席はライトオーバーのヒットを放った。第5打席のヒットは約185キロのスピードで右翼手の頭を超えたが、あまりの打球の速さに大谷は二塁への進塁ができないほどだった。さらに第5打席のヒットから、38個目となる二盗を成功させ、「40本塁打・40盗塁」まであと1本塁打・2盗塁に迫っている。また、今季の打撃成績は打率.291、OPS.991となっている。