ロゴを刷新した新生ジャガー、デザインビジョンコンセプト発表へ…12月2日
ジャガーは12月2日、米国で開催されるマイアミ・アートウィークにおいて、新たなデザインビジョンコンセプトを世界初公開する。この発表は、ジャガーブランドの大胆な変革を示すものになる。 新生ジャガーの新しいロゴマーク
新生ジャガーは、創業者ウィリアム・ライオンズ卿の「Copy Nothing(何ものもコピーしない)」という理念に立ち返り、「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」という新たな創造的哲学を掲げている。この哲学は、大胆なデザイン、意外性、独創的な考え方を取り入れ、躊躇することのないクリエイティビティによって注目を集めるブランドキャラクターの創出を目指している。
新しいブランドアイデンティティの特徴として、19日にロゴの刷新を発表。4つのシンボルを示した。「デバイスマーク」は、何学的なフォルムと大文字・小文字の組み合わせによる新ロゴだ。「ストライクスルー」は、大胆な直線的グラフィックによる視覚的インパクトを狙う。「エクスベラントカラーズ」は、原色を基調とした豊かな色彩表現だ。「メーカーズマーク」は、ジャガーの起源を示すリーパーとモノグラムを活用している。
これらの要素は、ジャガーの新たなブランド価値を反映し、未来への方向性を示すものとなっている。
ジャガーのこの大胆な変革は、自動車業界における競争の激化や電動化の波を背景に、ブランドの差別化と再定義を図る戦略的な動きだ。新たなビジュアル言語の採用により、ジャガーは伝統的な高級車メーカーのイメージから、より現代的で革新的なブランドへの転換を図っていく。
レスポンス 森脇稔