レアル、ラージョと引き分け暫定首位浮上逃す
【AFP=時事】24-25スペイン1部リーグは14日、第17節が行われ、レアル・マドリードは3-3でラージョ・バジェカノと引き分け、暫定首位に浮上するチャンスを逃した。 【写真】ゴールを喜ぶロドリゴ レアルは11日に行われたチャンピオンズリーグのアタランタとの激戦に3-2で勝利したが、その試合で先制点を挙げたキリアン・エムバペが負傷交代し、この日のアウェーゲームではメンバーから外れた。 試合は開始わずか4分でラージョのウナイ・ロペスが頭で先制点を決めると、30分過ぎに再びヘディングで今度はアブドゥル・ムミンが追加点。しかしレアルもその3分後、フェデリコ・バルベルデが今季4ゴール目となる見事なミドルシュートで1点を返すと、前半終了間際にジュード・ベリンガムのゴールで追いついて試合を折り返した。 逆転勝利と首位浮上を目指して後半を迎えたレアルは、ロドリゴのゴールで試合をひっくり返したが、ラージョはビニシウス・ジュニオールも投入してきたレアルにひるまず、味方のクロスに合わせたイシ・パラソンのゴールで同点に持ち込んだ。 試合はそのまま終了し、勝ち点37のレアルは消化の1試合少ない状態で、首位FCバルセロナと1ポイント差の2位となっている。レアルの次の試合は18日にカタールで行われるインターコンチネンタルカップ決勝で、メキシコのパチューカと対戦。エムバペもドーハ行きの飛行機に乗る予定となっている。 バルセロナは15日のレガネス戦でレアルとの勝ち点差を広げるチャンスを迎えている。【翻訳編集】 AFPBB News