中国トレカ「Hitcard」、サイバーエージェント系に続きテンセント系からも資金調達
閲文集団の発表によると、テンセントとHitcardが「慶余年・二」の放映期間中に発売した公式トレカは、放映開始前の段階ですでに予約が2000万枚を超えていたという。 トレカ経済は拡大を続けている。「2023年中国トレーディングカード市場研究報告」によると、2022年に中国のトレカ市場は前年比で42.1%増加し、100億元(約2100億円)超えの規模となった。財通証券(Caitong Securities)によると、今後3年間で300億元(約6200億円)を突破すると見込まれている。 IPの商品化はIPビジネスが成熟に向かっていることの象徴だ。ウィキペディアのデータを基にしたまとめによると、世界で売上高の多いIPの上位50点は、ほとんどがグッズ販売とライセンスで収益を上げている。例えばディズニーの「ミッキー&フレンズ」では、これまでの収益の99%以上がグッズ販売によるものとされている。 *1元=約21円で計算しています。 (翻訳・36Kr Japan編集部)