竹田麗央

　２６日から茨城県坂東市の大利根ＣＣ西Ｃ（６８４５ヤード・パー７２）で今季３つめの国内女子メジャー、日本女子オープン（賞金総額１億５０００万円、優勝３０００万円）が開催される。今回のヤーデージはツアー史上最長、ラフも深く、コースレート８０・６の超難関セッティング大会だ。今季ポイントランク首位を争う竹田麗央（２１）＝ヤマエグループＨＤ＝と山下美夢有（２３）＝加賀電子＝にとっては、女王レースにも大きな影響を与えそうな４日間となる。 　今季すでに６勝、ポイントランクトップに立つ竹田は、ドライビングディスタンスでもツアー３位にいる飛ばし屋。最長コースを前に「パー４が長いホールもあるけど、パー５は２オン狙えるところもある。距離は長い方が好き。ドライバーショットでアドバンテージを取って、自分の力を発揮したい。一番頑張りたい大会。トップ１０に入って優勝争い、優勝できたらいいかなと思う」と、ソニー日本女子プロからのメジャー連勝を狙う。 　ランク２位山下は今季未勝利ながら竹田とのポイント差４１４・１５で、メジャーＶで４００Ｐを稼げば、その差を大きく縮められるチャンス。前週は右ひざ痛のため欠場したが「違和感があったけど、軽い使いすぎとの診断で、体も休めたし精神面も整理できた。まずはしっかちとフェアウエーキープが重要かなと思う。セッティングはどうあれ、自分のやることは一緒。今年こそはこの大会で優勝争いしたい」と、日本タイトル初制覇に燃える。