女子ゴルフ・寺岡沙弥香、単独首位「この位置にビックリ」グリップ変え20メートル弱のパット決める
◇30日 2024年JLPGA最終プロテスト第2日(茨城県大洗町、大洗GC) 2022年日本女子アマ覇者で前日7位の寺岡沙弥香(22)が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算6アンダーで単独首位に立った。 寺岡は初日のスタート前にパッティングのグリップをクロスハンドに変えたという。「なんか違うなぁって思って」。この日はショットも好調だったが、9番では20メートル弱もある長いバーディーパットも決まった。その思い切りのよさがプレーのキレにも生きている。 現在はもう同門生ではないが、男子ツアーで今季トップを走る平田憲聖が兄弟子。「今日は残り100ヤード以内は全部バーディーが取れた。ドライバーがあまり気持ちよく振れてなかったけど、それも18番でトップの時かかと体重にならないようにしたら『こんな感じ”と分かった。トップ合格は意識してないけど、2日目が終わってこの位置にビックリしてます」。2年前初受験で涙をのんだ大洗GCを、今年は歓喜の場にしてみせる。
中日スポーツ