渋野日向子は初日56位「アドレナリン出ている感覚」「空回りの数は減らしたい」/一問一答
<日米女子ツアー共催:TOTOジャパンクラシック>◇第1日◇31日◇滋賀・瀬田GC北C(6616ヤード、パー72)◇賞金総額200万ドル(約3億円)、優勝賞金30万ドル(約4500万円) 【写真】多くのギャラリーが見守る中プレーする渋野日向子 米ツアーを主戦場にして3季目の渋野日向子(25=サントリー)は4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーのイープンパーで初日を終えた。首位と9打差の56位。一問一答は以下の通り。 ◇ ◇ ◇ -1日を振り返って やっぱりアンダーで回りたかったので、もったいないホールも多かったと思います。自分の中では、体が動いているなと思ったのですが、ちょっとリズムが合わなかったり。若干アドレナリンが出ているなという感覚もあったので、それが最後のほうとかに、ちょっとずつズレてきた要因かなとは思っていて、もったいなかったなと思います。でもバーディーも取れたし、ダブルボギーもありましたし、まあ、自分らしいゴルフだったなと思います(笑い)。 -身体が動かない時期があったことで、タイミングも難しく感じることは 結構切り返しが速めになってしまっていて、それを最後まで調整することができずに終わってしまった。チャンスにつけられたり、要所要所で良いところはあったと思いますけど、ミスがすごく目立っちゃう1日だったかなと思います。 -ギャラリーには子どもたちの姿も。どんなところを見てほしいと思うか ゴルフはなるべく見本にしないでほしいなと思うぐらいバラバラだったんですが、自分の中ではすごく楽しんでプレーできたので。組の雰囲気も良かったと思いますし、そういうところは見てもらえたらうれしいなと思います。 -同じ組の選手でどんな会話を (小祝)さくらちゃんは同い年だし、(安)ナリン選手もアメリカで一緒に戦ってる選手で、練習ラウンドとかご飯とかも一緒だったりして、すごい優しい先輩。韓国語と日本語と英語と、片言でしゃべっていました。 -今大会も食事に行く予定は 昨日行きました。何人かの選手や、アメリカのLPGAでお世話になっている方たちと、おすしを食べました。 -苦しい中で集中力を保っていたのは、ギャラリーの声援も支えに すごく大きいと思います。なかなかこれまでも良い感じのゴルフが出来ていなかったですし、自分の心も身体も疲れているなという感じはあったんですが、日本に帰って来てこうやってたくさんのギャラリーさんの前でプレーできることって、本当にありがたいことなんだなと、帰ってくるたびに思わせてもらえるので。全力で空回りはしましたけれど、自分の中では楽しめたかなと思います。 -スタートからたくさんのギャラリーがいた 気持ちは上がるし、緊張するし、久々の感覚と言いますか。8月にmeijiカップで帰って来たときもすごく緊張しましたが、案の定変なボールが出ましたね。 -アドレナリンが出たのは久しぶり 久々かもしれないですね。全英のときも、もっと出ると思っていたんですれど、なんか、傷ついた感じで終わってしまいましたし。ここまで出るのは久々ですかね。バーディーを取りたいとか、そういう前向きな気持ちというか、悔しい気持ちとか、いい意味でよかったなと思います。 -久しぶりにアドレナリンが出たのはギャラリーのおかげか やっぱりそれもありますし、残り4試合なので気を引き締めなきゃという気持ちもありましたし。でもやっぱり、周りのおかげっていう言い方もおかしいですけど、周りの影響なのかなと思います。 -明日以降、良くなっていきそうな雰囲気は うーん、そうですね。すごく気持ちも前向きなので、できるだけ空回りの数は減らしたいと思います。 -スコアへの期待 良いほうに爆発してくれたら。自分の中で、本当に4日間楽しんでできたなと思えるように頑張りたいです。