大賞に粟津おすえべ花吹雪 宝達志水でYOSAKOIソーラン日本海本祭
第25回YOSAKOIソーラン日本海本祭(同実行委員会、北國新聞社主催)は20日、メイン会場の宝達志水町総合運動公園で最終日を迎え、県内外の21チーム約千人が迫力ある演舞を繰り広げた。審査演舞には7チームが出場し、粟津おすえべ花吹雪(小松市)が大賞に輝いた。 初日の19日の悪天候とは打って変わって晴れ渡り、会場一帯が熱気に包まれた。出場したチームは元気に声を響かせ、パレードとステージで一糸乱れぬ舞を披露した。 審査演舞では、出場チームが趣向を凝らした踊りで観衆を魅了した。 大賞の粟津おすえべ花吹雪は「願い~明日は手の中に」をテーマに演舞。能登半島地震を受け、大切なふるさとを思う心を表現した。チームは珠洲市に支援金を贈っており、井下恒子代表は「これからも復興のために活動していきたい」と話した。 YOSAKOIソーラン日本海組織委員会の選抜チーム「The日本海&北國新聞」と「ザ・はた」も演舞を披露した。大賞演舞の後、全出演チームによる「踊れ日本海」の総踊りで華やかに締めくくった。 ◇審査演舞▽大賞(知事賞) 粟津おすえべ花吹雪=ベストグッドマナー賞▽準大賞(宝達志水町長賞) 金沢大学「彩-IRODORI」(金沢市)▽準大賞(内灘町長賞) KITA舞人(宝達志水町)▽優秀賞(宝達志水町議会議長賞) 渚一世風美(白山市)▽優秀賞(実行委員会委員長賞) うちなだ愉快な仲間たち(内灘町)▽優秀賞(組織委員会会長賞) 泉華菖舞美人(加賀市)▽優秀賞(組織委員会理事長賞) 金石かもめ(金沢市)