大麻50キロ、2億5000万円相当を押収…自称焼き芋販売業の男を営利目的所持と栽培疑いで逮捕
熊本県警は11日、同県南阿蘇村、自称焼き芋販売業の男(53)を大麻取締法違反(営利目的所持)容疑で現行犯逮捕、同法違反(同栽培)容疑で逮捕したと発表した。押収した乾燥大麻は計約50キロ、末端価格約2億5000万円相当に上り、県内では記録のある2015年以降で最高量と額になるという。 【写真】熊本県警察本部
発表によると、10月10日午前7時35分頃、自宅で、B4判程度のチャック付きポリ袋1袋に入った大麻約240グラムを所持し、3月頃から10月10日までの間、自宅隣の畑で大麻草約10本を栽培した疑い。捜査に支障があるとして認否は明らかにしていない。
これまでに自宅や隣接する倉庫から約210袋に小分けした計約50キロを押収した。自宅内で栽培した形跡もあったという。県警に情報提供があり、捜査員が9月上旬、雑木林を切り開いた場所で大麻草とみられる植物を確認した。