県被団協が「ノーベル平和賞」の横断幕掲げる 核兵器廃絶の機運高める 広島
広島ニュースTSS
ことしのノーベル平和賞に日本被団協の受賞が決まったことを受け、核廃絶の機運を高めようと5日、県被団協に横断幕が掲げられました。 広島市中区の県被団協が入る建物の正面に掲げられたのは、横3メートル縦70センチの横断幕で、赤い文字で「ノーベル平和賞受賞」と書かれています。 5日は県被団協の理事長で日本被団協の箕牧智之代表委員らが、横断幕をひもで結んで設置しました。 横断幕は、日本被団協のノーベル平和賞の受賞決定を受け、箕牧さんが、核兵器廃絶への機運を高めようと、広島市内の広告業者に依頼して製作したもので、先週末に完成したということです。 【箕牧智之代表委員】 「(オスロで)被爆証言をする機会があったらと思って紙芝居のようなものと(英語版の)USBを持って行こうと思っている。全世界へ訴えるいいチャンスだから」 箕牧さんたち日本被団協の代表団は、来月8日に日本を発ち、ノルウェー・オスロでの授賞式に臨みます。
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