超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング23位。熱量はJ2屈指!? チーム低迷も大歓声は変わらず
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
23位:ヴァンフォーレ甲府 本拠地:JIT リサイクルインク スタジアム(15,853人収容) 平均入場者数:8,274人 平均収容率:52.2% 今季のJ2リーグを14位で終えるなど不本意なシーズンを過ごしてしまったヴァンフォーレ甲府だが、集客の面では十分な結果を残した。 平均入場者数は昨季の7,485人から8,274人に大幅アップ。15,853人収容可能なJIT リサイクルインク スタジアムの収容率は52.2%となっており、選手はほぼ毎試合サポーターの大歓声に背中を押された。 とくに前半戦が好調で、第19節のベガルタ仙台戦まで、観客数が7,000人以下に終わることが1度もなかった。同期間の収容率は58.3%となっていて、チームの成績が安定しない中でも、熱血的なサポーターは粘り強く応援していた。 後半戦は、第29節の鹿児島ユナイテッドFC戦で4,792人(収容率30.2%)、第30節ロアッソ熊本戦で5,675人(収容率35.8%)、第34節ファジアーノ岡山戦で6,036人(収容率38.1%)とやや落ち込んでしまい、平均値も下がったが、いずれの対戦相手も地理的に遠く、ある程度は仕方のない部分はあるかもしれない。下位に沈んでいたチームの成績を考えても、もっとも少なくても不思議ではなかった。 サポーターの熱量はJ2屈指と言ってもいい甲府。来季は昇格争いに絡み、粘り強く応援してくれるファンに恩返ししたいところだ。
フットボールチャンネル