ペット火葬中に火事 業者入居の建物300㎡燃える…従業員”排気装置作動を失念” 火葬用車両から延焼か
20日夜、神戸市西区で建物が焼ける火事がありました。建物にはペットの火葬業者が入っていて、火葬炉を積んだ車から建物に燃え移ったとみられています。 20日午後10時前、神戸市西区上新地で、ペット火葬会社の従業員から消防に通報がありました。 警察などによりますと、火は約3時間後に消し止められましたが、鉄骨2階建ての建物のうち1階部分約300平方メートルが焼けて、車庫に止めてあったペット火葬用の車両3台が燃えたということです。 けが人はいませんでした。 出火当時、通報した従業員が1人でペットのイヌとみられる動物を火葬炉を積んだ車で火葬していて、車から建物に燃え移ったとみられています。 従業員は警察に対し、熱を逃がすための排気装置を作動させるのを失念していたなどと話していて、警察は火が出た原因を調べています。