解体工事現場3人死傷事故 責任者立ち合いで検証 県警捜査一課など
1月9日、千葉市の解体工事現場で崩壊したビルの天井に巻き込まれ2人が死亡、1人がけがをした事故で、千葉県警は10日、現場責任者立ち会いのもと現場検証を行いました。 記者リポート 「午前9時半を過ぎたところです。県警の捜査員らが事故のあった現場に入っていきます」 事故は9日午前、JR千葉駅から300メートルほど離れた千葉市中央区富士見の解体工事現場で、崩落したビル1階の天井に巻き込まれ作業員の塚田タクシンさん(56)と駒形茂さん(73)が死亡したものです。 また、30代の男性も軽いけがをしました。 県警などによりますと、一時的に置かれた鉄骨の重さに耐えられずに、2階部分が崩落したとみられています。 10日の現場検証は、県警の捜査一課や千葉中央警察署の捜査員ら、あわせて23人態勢で行われ、事故現場の写真を撮るなどして調べていました。 検証には、千葉労働基準監督署とともに、死傷した3人が関係する会社の現場責任者も立ち会いました。 現場は、千葉市の文化交流プラザだったビルで、2019年に大和ハウス工業に売却されていました。
チバテレ(千葉テレビ放送)