溶けにくい氷の作り方 警視庁が教える裏ワザを実際に試してみた 製氷皿で作った氷との違いが一目瞭然
もうすぐ9月ですが、暑さが続き、まだまだ熱中症対策が欠かせません。水分補給用の水筒に氷を入れて持ち歩くとなると、すぐに溶けてしまうこともあるでしょう。そこで今回は、警視庁警備部災害対策課の公式X(ツイッター)アカウント(@MPD_bousai)で紹介されている、溶けにくい氷の作り方を試してみました。 【写真】溶けにくい氷の作り方 警視庁による実際の投稿 ◇ ◇ ◇
水筒の飲み物がぬるくてがっかりすることも
外出時の水分補給が欠かせない時期ですが、持参した水筒の飲み物がぬるくなって、がっかりすることはありませんか。製氷皿で作った氷を入れても、高い気温下ではあっという間に溶けてしまいます。 そこで、警視庁警備部災害対策課の投稿で話題になった「溶けにくい氷」に着目。実際に作り、通常の製氷皿で作った氷と比べてどれくらい溶けにくいのか、同じ水筒を使って30分経過したところで確認してみました。
水筒で溶けにくい裏ワザ氷と、製氷皿の通常氷との違いは?
溶けにくい氷といっても、裏ワザでは特別な液体や冷凍機を用いるものではありません。いつもと同じ水を使って、家庭用冷凍庫で作ったものです。通常の製氷皿で作る氷との違いは、形状にあります。小さなキューブ形ではなく、水筒サイズの細長い形の氷にすることで、溶けにくさをアップさせるものです。 準備したものは、ジッパー付きの冷凍用保存袋1枚、割り箸2セット、輪ゴム4個。用いる水筒の高さが約20センチなので、保存袋は20センチの長さの氷ができるサイズ(約25センチ×16センチ)を用意しました。
溶けにくい裏ワザ氷の作り方
ではさっそく、溶けにくい裏ワザ氷を作っていきます。
○溶けにくい氷の作り方 1. 保存袋に水を入れたら、空気を抜きながらジッパーをきっちりと閉じる
2. 平らに置き、水筒に入る幅や長さに保存袋を折り曲げるなどして調整。水筒サイズに合った細長い氷になるように、割り箸で保存袋を仕切る
3. 仕切ったそれぞれの割り箸の両端を輪ゴムで留める。袋の中の水がうまく仕切れていないと氷が完成した際に折りにくいので、割り箸でしっかりと仕切るのがポイント