センバツの頂点に立つのは? 春の甲子園の優勝候補(6)実に62年ぶりの優勝へ
第96回選抜高等学校野球大会が3月18日に開幕。開催に先立ち、8日には組み合わせ抽選が行われ、対戦カードが決定した。今大会は各校の実力が拮抗し、優勝候補本命が不在と言われている。ここでは、優勝候補と目される6校を厳選し、チームの特徴や注目選手を紹介したい。 【表】春のセンバツ甲子園2024 勝ち上がりトーナメント表
作新学院(栃木)
関東大会を制し、明治神宮大会では準優勝を飾った作新学院。今大会の優勝候補と目されている。 昨秋は栃木大会、関東大会を優勝し、明治神宮大会に出場。初戦となった北海(北海道)戦は延長10回タイブレークの末、2-1と投手戦で試合をものにすると、続く関東一(東京)戦は8-6と打撃戦を制した。決勝は星稜(石川)に敗れたが、1‐3と接戦となった。 投手陣にはドラフト候補にも挙がる絶対的エース・小川哲平が君臨。最速147キロの直球を武器としながら高い完成度を誇り、今大会の投球にも大きな注目が集まる。 一方、打線は関東大会でのチーム打率が4割超と強力で、投打で高いレベルを有している。 作新学院の初戦は、大会5日目の第1試合で神村学園(鹿児島)と対戦する。2年連続での出場となる今大会は、1962年以来の大会制覇を目指す。
ベースボールチャンネル編集部