元王者アレクサンダー大塚が現王者・間下隼人から3カウントを奪い挑戦アピール。「おっさん頑張るぞ、見とけよ」【SSPW】
試合後に大塚は「久しぶりのストロングスタイルプロレス。1月に自分の自主興行にスーパー・タイガー選手と間下選手に出てもらって。実はその時に間下選手はパートナーで頼もしかったし、間下君がリアルジャパンに入門して、そこから僕なりにずっと見てきているんで、本当にここまで来て良かったなという思いとともに、あの間下君が王者になって、間下選手と言わなければいけない状況に、うっすらちょっと思っていたところがあったところに、急きょ連絡があり、しかもこんなカードを組んでもらった。短い期間ではありながらも自分なりに気を引き締めてやってきて、現王者から取れちゃったので“あれ? ちょっと欲出してもいいのかな?”という気持ちが芽生えて、つい言っちゃいました」と挑戦をアピールした時の心境を明かした。そして「本当に、来月そうなることを祈って、コンディションをさらに整えていきたい。“おっさん頑張るぞ、見とけよ”と。2024年、いい年にしていきます」と淡々と語った。
一方、間下は「強かった、純粋に。やっぱり名前のある方ですし、一時代築かれた方。佐山先生、初代タイガーマスクの佐山サトルから唯一勝っている人ですから。第3代のレジェンド王者で、最多防衛回数も持たれている。これで防衛戦が決まると思うんですが、負けちゃったら自分で進めた時計の針を自分で戻しちゃうことになるんで、絶対に防衛して、ベルトの価値を僕が上げていきたい。ストロングスタイルプロレスは僕が引っ張っていくと前から言っているので負けられない。3月21日は僕が倒します。佐山先生の敵討ちでもあり、レジェンド狩りということでもあります。佐山先生も今、病状が良かったり悪かったりあると思うんですが、スーパー・タイガー、タイガー・クイーン、僕がしっかり成長した姿を見せていかないと団体の発展もないと思う。“2人だけじゃないぞ”という反骨心はまだ少なからずあるので、マスクをかぶれなかった人間として、しっかり結果と実績を残していきたいです」と強い決意を口にした。 ストロングスタイルプロレスでは3月21日に後楽園ホール大会が予定されている。