強烈寒気でスリップ事故続出 除雪に異変「雪重い」 積雪1メートルで雪かき7時間も
■凍結路面で車スリップ「崖に落ちかけている」
雪道に不慣れな運転手は、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。 尾崎レッカーサービス 尾崎和也社長 「尾崎レッカーサービスです」 365日24時間対応でロードサービスを行う会社。3台が絡むスリップ事故が発生し、動けないという救援要請の電話がきました。 尾崎社長 「壁に接触した後に、右後方をぶつけられた」 スリップした3台のうち、2台は移動済みでした。残った車の運転手は次のように話しました。 事故車の運転手 「1台ここにぶつかった車が止まってて、私が横滑りしだして右後ろに突っ込んだ」 すると、またすぐに事故の通報がありました。 尾崎社長 「(Q.次の状況は?)崖に落ちかけている状況で」 一体どんな状況なのか。現場へ到着すると、車はフェンスをなぎ倒して、路肩部分に斜めになって止まっています。運転手は、地元住民で冬の道には慣れていたといいますが、冬用タイヤを着用していてもスリップ事故になりました。 事故車の運転手 「氷の上みたいな感じでした。ハンドルが利かなくて、どう動かしてもそのままあっち行っちゃうみたいな。ブレーキも踏むんですけど、全然利かないです。滑っちゃうんですよね」
■最低気温0.8℃ 今季一番の寒さ
秋田県内では15日に5カ所で今シーズンの最低気温を記録。全国的に厳しい冷え込みとなり、最低気温が0℃を下回る「冬日」となった地点は、13日から3日連続で500地点以上。15日は565地点に上りました。 東京都心の15日の最低気温は0.8℃。今シーズン一番の冷え込みとなり、皇居では寒さ対策をしたランナーたちが目立ちました。
■横浜赤レンガ倉庫で極寒の大行列 お目当ては
真冬並みの寒さとなった首都圏で人が集まっていたのは横浜赤レンガ倉庫で開催中のクリスマスマーケット。明るい時間帯から多くの人であふれ、入場ゲート周辺は大行列になっています。 神奈川県・伊勢原市から来た人 「列が長いですね」 「(Q.どこから並んだんですか?)ぐるぐるぐるって、芝生の上をずっとぐるぐるって並んでましたね」 ミニスカート姿で並んでいた女性はこう話しました。 千葉県から来た人 「寒いです」 「(Q.防寒対策とかは?)やっぱりカワイイ恰好で来たいから」 来場者のお目当ては、約2万球のLEDで装飾された巨大クリスマスツリー。その瞬間を写真に収めようと来場者が詰め掛けます。 会場内に設置されたイベント広場では身動きが取れないほどの大混雑。午後7時の気温は7.3℃。海の近くにある会場で吹き付ける風が来場者の体温を奪います。 厳しい寒さにクリスマスツリーではなくヒーターに人だかりができています。 暖をとっていた女性 「午前、お昼くらいはいけたんですけど、夜になるとやっぱ太陽がなくなるので寒いですね」 温かいものを求めフードコーナーにも長い行列ができています。ホットチョコレートを手にした女性。その味は…。 ホットドリンクを購入した人 「おいしいです!。もう最高です!温まって」 ビールで乾杯していた女性はこう話します。 ビールを飲む女性 「寒い…ビール頼んじゃったからね。手はもうかじかんで、ちょっと震え始めてる。アルコールで温まることを期待してます」 友人 「時間かかるね」