子どもたちの未来を拓く「野球グローブ」 ベンチャー社長の挑戦
現場責任者が明かす現状
「給料(月収)が1万5千円くらいなんですね、日本にすると。しょっちゅう停電したり。多分皆さん今日を生きるので必死だと思う。生きるのに必死な人がそんなグローブを買わないと思ったので値段をもっと落としていくしかないなって思ったときにやっぱり地元ローカルな(安い)革を見つけるのに急ぎました」(佐藤眞那人さん) 今回のブース出展はプロジェクトを一人でも多くの人に知ってもらうためでした。この日、西武の選手も販売ブースを訪れました。ファンへのアピールはばっちりで、持参したグローブは完売しました。 しかし、プロジェクト全体としては、まだ道のりは険しいようです。スタートから約2年。進捗を聞くと… 「15%くらいですかね。まだまだ本当にようやく一歩二歩出れたかなっていうくらいですね」(嶋さん) それでも大きな夢を持っています。 「2028年のロサンゼルスオリンピックに、ナイジェリア代表を初めて出場させる。そこで世界中のスカウトの方の目に触れる機会をまず提供していきたいなと。子どもたちに対してはあの選手みたいになりたいという目標を作りたいなというふうに思っています」(嶋さん) 彼らの挑戦は、始まったばかりです。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部