【ロンドン時事】週明け28日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、与党過半数割れとなった日本の総選挙結果を受けて急落した海外市場の流れを引き継ぎ、1ドル＝152円台後半に下落した。正午現在は152円68～78銭と、前週末午後4時（151円98銭～152円08銭）比70銭の円安・ドル高。 　前日投開票された日本の総選挙で与党が過半数割れし、日本政治の不透明感が増したことから円は急落。日銀の金融政策が意識されたことも、円を押し下げた。ロンドン時間では、時間外取引の米長期金利が上げ幅を縮小したことを背景に円はじり高に推移。持ち高調整の円買い・ドル売りも入って、下げ幅を縮小した。 　対ユーロは1ユーロ＝165円19～29銭（前週末午後4時は164円74～84銭）と、45銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ＝1．0814～0824ドル（同1．0825～0835ドル）。 　ポンドは1ポンド＝1．2986～2996ドル（同1．2985～2995ドル）。スイス・フランは1ドル＝0．8658～8668フラン（同0．8658～8668フラン）。