ルーニー監督、プリマスでも前途多難…開幕戦で4失点大敗に「失望し、怒り、驚いた」
チャンピオンシップ(イングランド2部)第1節が11日に行われ、プリマス・アーガイルはシェフィールド・ウェンズデイに0-4で敗れた。プリマスを率いるウェイン・ルーニー監督の試合後コメントを、イギリスメディア『BBC』が伝えた。 現役時代にエヴァートンやマンチェスター・ユナイテッド、イングランド代表で活躍したルーニー監督は、ダービー・カウンティで監督キャリアをスタートし、古巣のDCユナイテッドでも指揮。2023年11月からはバーミンガムを率いたものの、成績不振でシーズン途中に解任されていた。 そして、ルーニー監督は今夏からプリマスの監督に就任し、プレシーズンの5試合は3勝1分1敗。公式戦の初陣は敵地『ヒルズボロ・スタジアム』に乗り込んだが、35分に失点すると、後半にも3点を奪われて、シェフィールド・Wに完敗を喫した。 ルーニー監督は試合を振り返り、「失望し、怒り、驚いた。タフな試合になることは予想していたし、最初の20分間を乗り切り、落ち着きと冷静さを取り戻すことが重要だとわかっていたのに、それができなかった」とコメント。相手に対する準備をしてきたにも関わらず、それが実らなかったことへの失望を隠さなかった。 「ボールへの寄せ、タックル、アグレッシブさなど、今日は基本の部分が十分ではなかった。昨シーズンのシェフィールド・ウェンズデイは、クロスやカットバック(マイナスへの折り返し)がリーグ屈指のチームだったし、今日の4点ともカットバックからだった。この1週間、私たちは多くのことに取り組んだんだ。だから本当にがっかりしている」 プリマスは14日にリーグカップ1回戦でチェルトナム・タウン(4部)と対戦。17日にチャンピオンシップ第2節でハル・シティと対戦する。
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