元NHKジャーナリストがクギ「むだがあるならむしろ旗立てたくなる」過去最大25年度予算案に
元NHKのジャーナリスト柳沢秀夫氏(71)は26日、「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に出演し、番組の中で取り上げられた2025年度予算案の概要の中身をめぐり、苦言交じりにコメントした。 25日に明らかになった2025年度予算案の概要では、一般会計歳出総額が過去最大の115兆5400億円程度となる。また、税収については78兆4400億円程度と見積もられ、6年連続で最高額を更新する見通しとなっている。 こうした金額について柳沢氏は「(税金を)ちょっと、返してよと言いたくなる」と、毎年税収額が更新されている現状を念頭に、言及。「国の予算というものは赤字だというのは分かりますが、であるとすれば、何に使っているのか、本当に国民のために使っているのか。詳細な部分は国民にはブラックボックスで、分かるようで、分からない」とした上で「そこにむだがあって、何かしているなら、我々は『むしろ旗』を立てたくなる。その辺はしっかり国民、国会もチェックしてほしい」と、くぎを刺すように語った。 これを受け、番組MCの大下容子アナウンサーは「本当に、どんなに納税しても(もし)支出がルーズなら、どんどん(税金を)取られるばかりになってしまいそうです」と、コメントした。