高柳明音、SKE48卒業後初のソロコンサートで新曲サプライズ披露!「タイトルはギリギリまで悩んで……」
握手の愛、もう一度
さて、MCではタイトル不明のまま初披露された曲名について『星、流れる夜に君を想う』と明かした。「ずっと悩んでいたら明日が本番っていうタイミングになっちゃって、現時点でタイトルはこれかなって。でも、変わるかもしれません」と会場を笑わせた。新曲はミュージックカードの発売と、特典会となる握手会を東京・名古屋の2箇所で開催することもあわせて発表された。さらに、東京の握手会と同時にファンクラブ限定のイベントも開催。このイベントではソロコンサートで歌えなかった楽曲も披露したいという。15周年の真っ只中、年末まで高柳の勢いは止まらない。 「歌、ちゃんと歌えるかな?一人で踊れるかな?歌詞を覚えられるかな?ってそわそわしてたんですけど、たくさん練習したし、初めて自分がこんなに歌うことを経験したけど、まだまだイケるね!みんなが2回目もやってほしいと言ってくれたらできるかもしれないから、最後まで元気よく駆け抜けていきたいな」と胸の内を話すとともに感謝を述べ、セットリストは最後のブロックへ。 ファンの持つサイリウムがチームKIIカラーの赤色に変わり、披露された『ラムネの飲み方』。当時のオリジナルメンバーとして、何よりオリジナル公演を直訴した張本人として、歌詞の一節に載せられた想いの熱がじんわりとした暖かさとなって客席中に届けられる。そして……。 「私がSKE48を卒業しても、素敵な楽曲たちがみなさんの心の支えになっていたら嬉しいです。私も何かの形で歌い続けていけたらいいなって思っています。これからも私の曲を好きでいてください」
「みんなも一緒に歌って!」
「思い入れが深い曲がバラードばっかり」と言ってはいたが、しっとりとした雰囲気で終わらせないのが高柳流。 「ぶちアガる準備はできてるか!?」 どんなステージでも高柳に煽られればノラないファンなんていない。 最後は『DADAマシンガン』を全力熱唱。遅れまいとファンたちも温めてきた喉を広げ、コールやMIXを全力投入。熱と熱の応酬で多幸感が会場を包んでいく。 「明音コール行くぞ!」、「みんなも一緒に歌って!」、「これで終わりだからね!声を枯らせて帰って!!」と畳み掛ける煽りに、ファンも声がかすれるくらいに全力で叫んだ。 すべての楽曲披露を終え高柳は、「無事終わりましたね。最高の時間でした。みなさんありがとうございました!」と、ファンとお互いに拍手をし合いながらライブの感想を喜び合った。 「あっという間だったけど、本当に楽しかったです。熱気もすごくて、久しぶりにライブやってるな、歌って踊ってるなって実感することができました。本当に素敵な思い出ができました。またできたらいいですね。『兆し』は一人じゃツラいからやらないけど(笑)」と言い残し、名古屋でのソロコンサートを終えた。 次回は11月24日、東京で開催される。 <取材・文・撮影/安藤龍之介>
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