「シビル・ウォー アメリカ最後の日」アレックス・ガーランド監督が語る「撮影の裏側」
DJI Roninはとても使いやすいカメラでした。スタビライザー(手ブレ防止機能)がついているため自由に動き回ってもスムーズに撮ってくれますし、普通の映画用のカメラだったらドリー用のレールを敷いてそれに合わせて撮るところを、手持ちで走り回ることができました。そういう撮影形式だったのでIMAXのような大画面に耐えうる作品になるとは思っていませんでしたが、どうやらOKだったようです。
そして、安い。私が監督を始めたころのカメラといったら、5万~6万ドルが当たり前でした。でも今回使ったカメラは、そのあたりのお店で6000ドルくらいで買えるものです。今回は照明も使っておらず、映画学校の学生のようにカメラ1台で撮った作品です。
PHOTOS:TAMEKI OSHIRO
■映画「シビル・ウォー アメリカ最後の日」 10月4日からTOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開 キャスト:キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラ、スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン、ケイリー・スピーニ― 監督/脚本:アレックス・ガーランド 配給:ハピネットファントム・スタジオ 原題:CIVIL WAR|2024年|アメリカ・イギリス映画|109分|PG12 公式 https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/ ©︎2023 Miller Avenue Rights LLC; IPR.VC Fund II KY. All Rights Reserved. IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.