頭と目の「どよ~んとした疲れ」を改善!頭を揺らすだけでいい・スッキリする30秒のタオルほぐし
頭の疲れ、目の疲れ、ドライアイなど、こめかみあたりがぎゅーっと押さえつけられるような痛みや鈍痛、モヤモヤがたまっていませんか?そんな時は、セルフでできるタオルを使ったヘッドマッサージでスッキリさせましょう。 ◆写真で詳しいやり方を見る|頭を揺らすだけでいい・スッキリする30秒のタオルほぐし ■眼や頭の疲労は全身に影響する 頭の使いすぎ、目の使いすぎに心当たりがある方は、眼精疲労、脳性疲労に注意。眼や頭の疲労は、実際は体全体の疲労はないのに、全身の疲れ、倦怠感にもつながりやすいといわれています。 以下のような症状を感じる時は、早めのケアをしていきましょう。 ●眼精疲労 ・目がしょぼしょぼする ・目が重い、痛むことがある ・夕方になると目がかすむ ・まぶたが痙攣することがある ●脳性疲労 ・頭が重たい、痛い ・集中力が続かない ・疲れているのに、常に音楽を聴いたり映像を見たりしてしまう ・朝起きた瞬間から、頭や目の疲れを感じる 頭や目の疲れは、仕事だけでなく日常生活全体に影響が大きく、筋肉疲労はまったくないのに体が重だるく感じたり、動きたくないという心の状態にもなりやすいといわれています。頭や目を休めて、気持ちよく毎日を過ごせるように対処していきましょう。 ■■頭の疲労、目の疲労の対処法 頭や目の疲労、そしてストレスの緩和にも効果的といわれているのが、頭の横にある側頭筋をほぐすこと。 側頭筋は、目のすぐ横から始まり、こめかみ、耳の上を通り頭の後ろの方まで広い範囲を覆っています。うちわのように扇形に広がっているこの筋肉が硬くなることで、頭痛、眼精疲労だけでなく、顔の筋肉にも影響をおよぼし、ほうれい線を生む原因になるともいわれています。 ■■タオルを使って側頭筋をほぐそう 1.フェイスタオルを結んで、余った部分はタオルに巻き付ける 2.横向きに寝て腕枕を作り、腕枕の上に丸めたタオルを置いてその上に側頭筋を乗せる 3.頭を前後に揺らし、タオルに側頭筋を押しあてながらマッサージ 片側30秒~60秒行うのがオススメ。ほぐした後は、視界が明るくなったり、目がぱっちり開くようになったり、頭が軽くなったりと、すぐに変化を感じられるでしょう。 ライター/伊藤香奈(股関節ヨガインストラクター)
伊藤香奈