群馬・伊勢崎市に「多文化共生課」新年度の機構改革で設置
群馬県伊勢崎市は6日、新年度の機構改革で「多文化共生課」を新設すると発表しました。 伊勢崎市は群馬県内最多の約1万6000人の外国人住民が生活していて、去年10月には内閣府から「SDGs未来都市」に選ばれ、持続可能な多文化共生都市を目指しています。多文化共生課の設置は、この取り組みを推進するために行われるもので、課の名称に「多文化共生」が入るのは、県内の自治体では初めてです。 市民部に設置され、外国人住民が日本語や生活ルールを学ぶための教室を開くほか、日本人住民に対しても多文化の理解促進に関する事業などを行います。 伊勢崎市の機構改革ではこのほか、新しい保健センターが4月に開設されるのに伴い、健康管理センターや赤堀・あずま・境の各保健センターが廃止されます。