今年も関係修復は難しい? ウィリアム皇太子vsヘンリー王子の確執タイムライン
ウィリアム皇太子とヘンリー王子といえば、その不仲説が取りざたされるようになって久しい。そんな二人の今年の動きについて、改めて時系列でおさらい。 Translation: Yu Mochizuki From COSMOPOLITAN US 【写真】シャーロット王女がダイアナ妃にそっくりだった瞬間
2024年2月
前月にキャサリン皇太子妃が腹部の手術を受けたとのニュースが報じられ、公務を数カ月休む予定であることを、英王室が発表した。 2024年2月5日、チャールズ国王ががんを患っていることを発表。声明が発表される前に国王から直接診断を聞いていたヘンリー王子は、その日に単独でカリフォルニアからロンドンへと向かい、国王がいるクラレンス・ハウスで話をしたという。 『ミラー』紙によると、ヘンリー王子は英国訪問中にウィリアム皇太子に会う予定はなかったが、もし機会があれば会うことに前向きだったとのこと。 けれども、ウィリアム皇太子の古くからの友人とされる人物は、米ニュースサイト『デイリー・ビースト』に対し、「父親の病気のニュースは衝撃的でしたが、とはいえ皇太子がヘンリー王子と和解したいわけではないと思います」と話している。 さらに、「皇太子夫妻がヘンリー王子を自分たちの人生にもう一度迎え入れ、個人的な話をするほどの信頼関係を築くことなど、幻想にすぎません」「問題はヘンリー王子が王室を裏切ったということ。彼はもはや信頼されておらず、王室から追放されています」と付け加えた。
2月後半には、ヘンリー王子が周囲に対し、父親のがんの診断を受けて、公務を引き受けることで手助けしたいという意思を示していることが『テレグラフ』紙で伝えられた。 けれども『ミラー』紙によると、ウィリアム皇太子がそれを許可する可能性は「まったくない」そうで、「ウィリアム皇太子と国王の間で何が話し合われたかは非公開ですが、ヘンリー王子を王室に戻す可能性がないことは明白です」と関係者は語っている。 2月末には、米ABC局の特別番組『Prince Harry's Mission: Life, Family and Invictus Games』(訳:ヘンリー王子のミッション:人生、家族、そしてインビクタス・ゲーム)が放送され、ヘンリー王子の功績についてジョブソン氏がこのように説明。 「インビクタス・ゲームは初開催以来、大変な成功を収めてきました。かなりの費用がかかっていますが、ヘンリー王子がこれまで資金を調達し続けることができたのは、素晴らしいことです」 さらに、「けれどもこの成功に対して、嫉妬されることもあったでしょう。ウィリアム皇太子は、このイベントがこれほどまでに成功し、莫大な資金が投入され、多くの政府が関与していることに驚いたと思います」と続けた。 写真:インビクタス・ゲーム2025年大会の開催地となるカナダを訪問したヘンリー王子夫妻、2024年2月撮影