練習する関根（撮影・中村　和也）

　浦和は18日、さいたま市内で22日のホーム・鹿島戦に向けた練習を報道陣や一般に公開した。 　雨が降りしきる中、負傷離脱中のMF関根貴大が軽快な動きでフルメニューを消化。「今週から全部合流なので、それまでにしっかり準備してきたが、この一週間を乗り越えたい」と意気込んだ。 　開幕からリーグ戦4試合連続で先発出場も3月の福岡戦から欠場が続いている。10日の練習で部分合流しており、「これからは、いつでもいけるように準備してメンバーに入れれば、あとは監督が選ぶこと。自分はやれるべきことをやって、いつでもいけるようにしている」と力強く語った。 　ケガの状態についても言及。「リハビリ期間は長かったので、しっかり治せた。問題なく進んでいければ、アピールできればメンバーに入っていけるかなと思う」と万全を強調した。 　チームは現在10位。前節・C大阪ではFWブライアン・リンセンが今季初得点で反撃するも敗れた。関根は「僕が出ていた時とは全く違うチームになっているなという印象。自分が入ったら、また1から定位置をつかまないといけないと思う」と語った。役割については「ウイングでもインサイドでプレーできるシーンを作れると思う」と自信を示した。