チチパス下し8強「最高の気分」 34歳シュトルフ 次戦は世界1位と激突<男子テニス>
テラ・ウォルトマンオープン
男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は20日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク41位のJ・シュトルフ(ドイツ)が第6シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-4, 6-4のストレートで下し、初のベスト8進出を果たした。 【 新王者シナー また異次元ショット「非現実的」】 34歳のシュトルフが同大会の本戦に出場するのは10年ぶり3度目。過去出場した2013年と2014年はいずれも初戦で敗退した。 それでもシュトルフは今大会の1回戦で世界ランク34位のL・ダルデリ(イタリア)を下し、同大会初白星を挙げるとともに2回戦に進んだ。 世界ランク11位のチチパスとの顔合わせとなった2回戦、シュトルフはファーストサービス時に84パーセントの確率でポイントを獲得しチチパスに1度もブレークポイントを与えず。リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功し、1時間7分で快勝した。 男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシュトルフのコメントを掲載している。 「とても特別なことだ。観客が熱烈に応援してくれて最高の気分だったし最高の雰囲気だった。ようやくこの一歩を踏み出せたことは、本当に大きな意味がある」 「ボールの繋がりもよかったし、とてもいい感じでスタートが切れた。サーブも良かったし、攻撃的なスタイルでプレーできた。自分のプレーにとても満足しているよ」 勝利したシュトルフは準々決勝で第1シードで世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは2回戦で同45位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
tennis365.net